揺れがおさまったら
帰宅
職場からの帰宅
災害で交通機関が利用できない場合、徒歩で自宅まで帰らなければならなくなります。自宅まで安全に帰るための心構えや準備を整えておきましょう。
安全に帰宅するための準備
- はき慣れたスニーカー(ロッカーに常備)
- 携帯ラジオ
- 自宅までの帰宅地図
- 懐中電灯
- 10円玉数個
- ティッシュ
- チョコレートやキャラメル
- 季節に応じてタオルや携帯カイロを準備
- 声をかけあい、助け合う
- 連絡方法や集合場所を決めておく
徒歩での帰宅は可能?
一体、どれくらいの距離ならば歩いて帰宅できるものなのでしょうか?一般的に10km以内なら徒歩による帰宅が可能と考えられています。10kmを過ぎると、1km毎に帰られる可能性は1割ずつ減ると考えられており、20kmが限界となります。
都内など大都会で被災した場合は、大量の帰宅困難者が想定されます。徒歩による帰宅をあきらめ、会社にとどまることを考えた方が、得策とも考えられます。そのためには、最低3日間を会社で過ごすための備えをしておく必要があります。
また、数日間帰宅できないことを考え、家族の安否の確認方法を事前に打ち合わせておきましょう。
学校からの帰宅
学校は、避難場所などに指定されている場合が多く、備蓄品を置いています。そのため、自宅に帰宅するよりも、その場に待機する方が安全と考えられます。子どもを学校に避難させたまま家族が避難所である学校にいくか、自宅が安全な場合は二次災害に注意して子どもを学校に迎えに行くかします。 どちらにせよ、地震が起こった場合の学校の対応を事前に確認しておき、子どもにどうするべきかを伝えておきましょう。